開催概要

開催趣旨

明治期、政治・経済・文化といったあらゆる方面において西洋から知識、技術等がもたらされる中、美術においても西洋美術の技法の本格的な導入と発展、西洋の影響を受けたさまざまな美術思潮の発生と制作における実践が矢継ぎ早に起こりました。これにともない、従来の表現も新たな時代にふさわしいものへと変貌を遂げていきます。

このような状況下で生み出された多種多様な表現の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった言葉で形容できるものがありました。美しいという言葉だけでは決して表すことのできないこれらの表現は、美術界の一部からは批判を受けましたが、文学等をバックグラウンドとして大衆に広まっていきました。本展では幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図等からこうした表現を紹介します。

歌舞伎などの大衆娯楽や西洋からの影響を受けた文芸の存在、商業広告によるイメージの流布、個性・自我の尊重、“新しい女性”の出現、“生命”への関心、社会の底辺層への眼差し等、作品の生まれた背景にはその時々の社会、文化の諸相が存在します。しかし「単なる美しさとは異なる表現」を深く掘り下げると、そこには共通して人々の奥底に潜む欲望が複雑に絡んでおり、今日を生きる私達にも響くところがあることに気づかされます。本展が日本の近代のみならず、現在の私達を取り巻くさまざまな表現、事象、価値観についても考える機会となれば幸いです。

TOKYO

東京

会場
東京国立近代美術館
1階 企画展ギャラリー [北の丸公園・竹橋]
会期
2021年3月23日(火) ー 5月16日(日)
東京国立近代美術館は5月12日(水)より再開の予定でしたが、東京都からの要請を受け、文化庁の方針が変更されることとなりました。これにより、臨時休館の延長が決定いたしました。これに伴い、「あやしい絵展」は閉幕いたします。
開館時間
9:30-17:00
  • (金・土曜は9:30-20:00)
  • ※入館は閉館の30分前まで
臨時夜間開館日
金・土以外の以下の日程も20時まで開館
(入館は19:30まで)
  • 4月25日(日)
  • 4月29日(木・祝)
  • 5月2日(日)
  • 5月3日(月・祝)
  • 5月4日(火・祝)
  • 5月5日(水・祝)
  • 5月9日(日)
  • 5月12日(水)
  • 5月13日(木)
  • 5月14日(金)
  • 5月15日(土)
  • 5月16日(日)
観覧料
一般
1,800円
大学生
1,200円
高校生
700円
  • *いずれも消費税込。
  • *中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。
  • *本展の観覧料で入館当日に限り、「MOMATコレクション」(4F-2F)、コレクションによる小企画「幻視するレンズ」(2Fギャラリー4)(10時開場)もご覧いただけます。
休館日
月曜日
(ただし3月29日、5月3日は開館) 5月6日(木)
主催
東京国立近代美術館
毎日新聞社
日本経済新聞社
協賛
損害保険ジャパン
DNP大日本印刷
  • *開館日時は変更になる可能性があります。
エピローグ

激動の時代を生き抜くためのパワーをもとめて

会場
大阪歴史博物館
会期
2021年7月3日(土) ー 8月15日(日)
開館時間
9:30-17:00
  • (会期中の金曜日は9:30-20:00)
  • ※入館は閉館の30分前まで
観覧料
大人
当日
1,500円
前売
1,300円
団体
1,350円
高校生・大学生
当日
1,100円
前売
900円
団体
990円
  • *団体は20名以上
  • *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)
休館日
火曜日
  • ※ただし8月10日(火)は開館
主催
大阪歴史博物館
毎日新聞社
MBSテレビ
協賛
DNP大日本印刷
出品協力
京都国立近代美術館